マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
養生健康コラム⑨：はり・きゅうで良くなるのか？
おはようございます。 鍼灸師・漢方養生指導士の野村 絵里です。
「野村 絵里の養生健康コラム」ということで、あなたの健康生活のお役に立てるような養生法や健康法について紹介しております。（今までのコラム↓）
今回は、患者さんからよく受けるこの質問。”はり・きゅうで良くなるのか？”についてです。
養生健康コラム⑨：はり・きゅうで良くなるのか？
鍼灸（はりきゅう）の効果について、WHO（世界保険機構）では以下の系統の症状に効果があるとされています。
神経系/運動器系/循環器系/呼吸器系/消化器系/内分泌系/泌尿器系/婦人科系/耳鼻咽喉科系/眼科系/小児科系/皮膚科系/アレルギー（鍼灸の適応症 参照）
では、なぜ良くなるのでしょうか？？
鍼の効果
① 鍼の刺激によって痛みを抑制するホルモン（内因性オピオイド）が分泌され、このホルモンが痛みを脳に伝えるのを防ぐために痛みが出なくなる効果。
② 自律神経に働き、交感神経優位（不眠、便秘、イライラなどの症状の方）には交感神経を抑制するように働き、副交感神経を鼓舞するなど、自律神経の調節、失調効果がある。
③ 血行促進効果、全身をみることで瘀血（おけつ）といわれるドロドロとした血流を改善し、身体の滞りをなくしていく。それによって、全身の血流が良くなり、それぞれの臓器の不調も改善する。（胃腸がうごいて食欲が出てくるなど）また、冷えによる足のむくみや腰や肩といった筋肉の緊張による痛みも改善される。
＜補足＞
筋肉の痛みについては、ストレスにより、過度に緊張しておこることもあり、痛みのある所だけではなく全身をみることが大事になる。
美容鍼について
顔には経絡の出入り口になるツボが沢山あり、顔に鍼を打つ効果は美顔目的だけではなく、全身への効果となる。（胃の調子がよくなった、頭痛がとれたなど）
つまり、身体のツボを刺激することでも美顔への効果はあり、美容鍼をうける場合は、全身の治療も同時に受けるとより効果が高いものになります。
灸の効果
① 鍼と同じく痛みを抑制する効果。
② 身体を温める効果。私はこれを免疫力をあげる効果と考えています。
③ 慢性病によい。鍼も使いますが、お灸は慢性の症状改善の為にとくに使われます。
④ 自宅でセルフケアができる。
はり・きゅうは良くなるのか？？良くなりますよ！
はりきゅう5治療院 有松店
金沢市有松3丁目3-30 もみつぼ5有松店併設
電話：076-205-5896
【鍼灸・スポーツ鍼灸・美容鍼で根本改善を目指す治療院】
http://www.ahk-concierge.com/ahk/harikyu5-arimatsu/
野村 絵里
鍼師、灸師、漢方養生指導士
平成18.19年日本オリンピック協会 医・化学委員、天満屋陸上部、資生堂陸上部、日本生命卓球部、全日本女子卓球部、ダンスカンパニーnoisumトレーナー帯同、一般社団法人 プティパ mamacare講師などの経験を生かし、スポーツケアからマタニティケア、ママさんケアなどQOL（クオリティ オブ ライフ）向上のための治療を行っている。
