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鍼灸なかだ治療院の症例報告 ケース⑧:産後の腰痛にはお灸が一番!(1)

 

症例報告⑧

p_nakada コラム用おはようございます。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。

「鍼灸なかだ治療院の症例報告」というテーマで、コラムを連載しております。(今までのコラム↓)

ケース①:寝違え

ケース②:産後の体力低下と抵抗力の低下

ケース③:膝の痛みで坐骨神経痛?

ケース④:腰方形筋について Vol.1

ケース⑤:腰方形筋について Vol.2

ケース⑥:腰方形筋について Vol.3

ケース⑦:その足の痛みはほんとに神経痛?

今回は産後の腰痛の事例をご紹介したいと思います。

ケース⑧:産後の腰痛にはお灸が一番!(1)

出産に伴う腰痛は、周産期のマイナートラブルで最も多い症状と言われています。

妊娠から出産後約1ヶ月の期間を周産期といいます。この時期、お母さんのからだには大きく変化します。そのためにいろいろな不快な症状が伴います。

つわり、産前産後の腰痛、抑うつ気分、緊張と不安、排尿トラブル、便秘、こむら返り、むくみなど。

授乳が始まるとおっぱいが出なくて胸が張って痛い、夜間の授乳で寝不足になり疲労感が取れないなど。それに加えて赤ちゃんの夜泣きや、おっぱいを飲んでくれないなど自分以外の心配事が増えて、ますます大変になります。

ご主人の協力が必要になりますが、得てしてオロオロになるか、ピントのずれたことをして混乱を招くことも(笑)

こういったマイナートラブルには鍼灸がよく聞きます。

もちろん鍼灸ではどうにもならない症状(ご主人の件)もありますが、赤ちゃんが大きくなれば解消される症状もあり、周産期という時期を鍼灸を使って乗り切ればいいのです。

鍼灸は痛みを軽減し、リラックスさせる効果がありますので、お薬を使えないこの時期にはぴったりです。

次回に紹介する症例のように、お家でご主人にお灸をしてもらえば、コストも軽減し、夫婦の愛情も深まります。

鍼灸は、だてに2,000年の歴史を語ってはいません。多くの、それは数え切れないほどのお母さんのお役に立ってきています。

ということで、金沢市の31歳女性、主婦の方の症例を次回にご紹介致します。

 

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