マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
鍼灸マッサージ治療は「生、老、病、死」のすべてに関わる仕事
仏教ではこの世の中は一切皆苦(すべてのものは苦しみである)といいます。
仏教はそんなに悲しい教えなのかと思われるかもしれませんが、仏教でいう「苦」とは、「自分の思い通りにならない」ということなのです。
生まれてきたこと。これは選択の余地はありません。
老いること。これもどうしようもありません。
病むこと。好きで病気になる人はいないでしょう。
死ぬこと。すべての人に必ずおとずれます。
以上の生老病死の四つの避けられないことを四苦といいます。
その「生、老、病、死」のすべてに鍼灸マッサージ治療が関わる重要な仕事です。
例えば、
生:不妊や不育や逆子などの治療
病:日常の臨床現場での治療
老:高齢者の退行性疾患や認知症などの治療
死:緩和ケアや疼痛緩和のお手伝い
などです。
鍼灸マッサージ治療は、幅広く、全人的に、人の苦を減らし、より善く生きて頂けるように貢献できる社会資源です。
是非、ご活用下さい。
鍼灸マッサージ治療が多くの人に必要とされる社会を実現します。