マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
今まで間違っていた痛みの医学
8/30(日)15:20~石川県小松市にて、
【今まで間違っていた「痛みの医学」 加茂 淳先生講演会】
を開催させて頂きました。
鍼灸マッサージ師は、東洋医学を基とした治療と筋肉や痛みに関する治療を長年続けてきたスペシャリストです。
治療院に訪れる患者様は、運動器疾患(肩こり、腰痛、膝痛など)でお悩みの患者様がほとんどであります。
しかも、その患者様は、さまざまな医療機関などに通い、治癒せずに、最後の手段で勇気を振り絞って、治療院の門戸を叩いた方。
そんな患者様に、自信を持って痛みを取り除く。
そうすることで、鍼灸マッサージ治療に信頼が生まれ、その後に、東洋医学の醍醐味をお伝えしていく。
これこそが鍼灸マッサージ治療の良さを知っていただくための最も近道だと思っております。
講師の加茂淳先生より、以下のコメントを頂きました↓
整形外科医は骨折などのの専門家であって痛みの専門家ではない。
鍼灸マッサージ師は筋骨格系の痛みの専門家。
私はネットや本で得た知識を皆さんに伝えるだけ。耳学問の披露。
痛みの生理学、心身医学がキーポイント。
患者さんにわかりやすく説明して、希望をもって動いてもらうこと。
痛みの生理学は1985年ごろビッグバンがあっていろいろなことが分かってきた。
それがまだ臨床に及んでいない。
神経を圧迫しても痛みは生じない。
神経を締め付ける(絞扼)と麻痺が生じる。
老化した組織は痛いという生理学は存在しない。
慢性化した痛みは認知行動療法が大事。
↑ここまで
また鍼灸マッサージが痛みの医療技術者として活躍するために、痛みに力強く向き合う治療家のためのグループ、
【痛みの臨床研究会】
を立ち上げ、臨床経験や研究・相談を共有することで、自信を持って痛みを取り除く治療をしていく鍼灸マッサージ治療院を増やして参ります。
痛みの臨床研究会は、鍼灸マッサージ師であればどなたでも参加は自由ですので、痛みで悩んでいる患者様に真剣に向き合う治療家の先生は是非お声かけ下さい。
