マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
パーフェクトヒューマン VS ユニークヒューマン
こんにちは。治療院コンシェルジュの岩田 真人です。今回は流行りネタで・・・
オリエンタルラジオの新ネタ「PERFECT HUMAN(パーフェクトヒューマン)」は本当に面白いですね。
お笑いでは「ノンスタイル井上」や「どぶろっく」のような”勘違いネタ”は僕のツボですが、パフォーマンスとしても素晴らしいので、爆笑+かっこいいでブレイク間違えなしのネタですね。
(顔の長さが”あっちゃん”に似ていると言われるので、早速真似てみました(笑))
さて、このパーフェクトについて、
生物はパーフェクト(最適)を求めがちですが、その最適を求める先には・・・
効率化→画一化→絶滅・・・が必ず待っています。
最適を求めた結果、すべてが同じになる(=画一化)がもっとも効率的になります。しかし、すべてが「同じ」になった時、環境の変化によって簡単に絶滅しまうのです。
生物の絶滅の歴史はこの最適化(画一化)が故に起こっている場合がほとんどです。
恐竜が絶滅したのも「巨大であるべし」という画一化が食物連鎖の頂点として存続するのに有利だった時代に、氷河期という自然環境の変化が「巨大」という画一化を持った恐竜を絶滅させたと言われております。
それでは、人間の画一化とは何を意味しているでしょうか。
それは「科学」の発達です。たしかに科学が発達していけば効率化が促進されて、世の中はどんどん便利になっていきます。
しかし、その先にはやはり絶滅が待っているのです。
実際に、英オックスフォード大学で人工知能などの研究を行うマイケル・オズボーン准教授によれば、今後10~20年で47%の人の仕事が機械に取って代わられると言っております。
人は人の手によって絶滅する・・・
現在の人の仕事のすべてが機械に取って代わられれば、人間の存在価値はなくなる=絶滅を意味します。よく映画でみる”サイボーグ”が支配する世界の到来です。皮肉にも自らの手によって・・・
人間は多様性に富んでいる。
しかし、人間は本能的に多様性の大切さを知っているのだと思います。
その証拠に、現在、科学の発達で物質的には画一化の方向に向かっておりますが、人間はその逆に個性的な多様性の方向に向かっております。
頭では画一化に、本能では多様性に・・・
現在、人間史上もっとも個性化された多様性の時代になっています。人間の本能がサイボーグに抵抗しているのだと思いますね。
I’m a unique human. サイボーグになってたまるか!
個性が人類の存続のために必要ですので、僕はパーフェクトヒューマンよりユニークヒューマン(個性的な人間)を推奨します。
追伸
鍼灸治療は多様性に富んでいますので機械に乗っ取られることはまずあり得ないでしょう。ただし、多様性に富み過ぎてコンシェルジュ(コーディネートする人)が必要なのですよ・・・