マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
氣ってあやしくない?
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
東洋医学には「氣」という概念があります。
「氣?なんかうさんくさくない??」
と思われる方も多いと思います。氣は目には見えないので、どうしてもそのように思ってしまいますよね。
また”ドラゴンボール”のようなアニメの影響で、
「氣って”かめはめ波”みたいな感じ?」
と思う方も多いでしょう。実際に僕もそう思っていました(笑)
氣=自律神経
氣とは簡単にいうと「生命活動の根幹をなすエネルギー源」です。現代医学的にいうと「自律神経」になります。
自律神経とは、自分の意思とは関係なく、体の機能をコントロールしている神経のことで、交感神経と副交感神経という正反対のはたらきをする2つの神経から成り立っています。
交感神経と副交感神経のバランスが大切
交感神経が優位になると、ストレスが過剰になり、体が疲れ、イライラ、不安感、興奮して眠れない、血圧が高い、血糖値は高い・・・といったような状態になり、そのような状態が長く続くと「心筋梗塞」や「脳卒中」といった重篤な病気を招いてしまいます。
逆に副交感神経が優位になると、少し動くだけでも疲れる、やる気が起こらない、小さなことが気になる、落ち込みやすい、朝起きるのが億劫になる・・・などといった状態になり、長く続くと花粉症やアトピーなどの「アレルギー疾患」を招きます。
ですので、
交感神経と副交感神経のバランスが良い=氣が整っている=健康な人
といえるのです。
2,000年以上も前から「氣=自律神経」に注目してきた東洋医学(中医学)。中でも鍼灸治療は「氣を整える」ことで病気を治すことで発展してきた伝統医療です。
アレルギー疾患などの身体の不調には鍼灸治療という選択肢もある
ストレスによる疲労感のある方や花粉症などのアレルギー疾患でお困りの方は、鍼灸という選択肢も持って頂きたいと思います。きっと劇的な変化が見られますよ。
