マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
鍼灸マッサージ治療院がなかなか見つからない理由
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
日曜日に弊社の「感謝の集い」と表した総会を行いました。弊社では「鍼灸マッサージ治療を広める」ことをベースにいろいろな施策を行っているのですが、今回は、マーケティングコンサルタントの守部和孝氏をお呼びして「治療院・治療家のためのマーティングセミナー」を開催させて頂きました。
鍼灸マッサージ師は、治療技術や知識については熱心に研究したり勉強したりしますが、経営やマーケティングが疎かになりがちなので「治療技術とマーケティングの両輪を回そう!」という趣旨の基での開催でした。
そのセミナーで
「なぜ、鍼灸マッサージ治療院がなかなか見つからないのか?」
という理由をお伝えしていたので、今回は鍼灸マッサージ業界を取り巻いている問題について書こうと思います。
問題1:無資格者問題
現在、街中でみるマッサージ店や整体院のほとんどは無資格者です。無資格が問題なのですはなく、
民間療法(無資格)と鍼灸マッサージ(国家資格)の見分けが付かない。
ということが問題なのです。
問題2:柔道整復師の増加
医師以外の医療の一部を担える国家資格として、「あん摩マッサージ指圧師」、「はり師」、「きゅう師」以外に「柔道整復師」という資格があります。いわゆる接骨院です。
この柔道整復師という国家資格者がここ十数年で2倍以上に増えているのです。これにより巷に接骨院が増えることで、益々、
接骨院(柔道整復師)と鍼灸マッサージ(治療院)の見分けが付かない。
ということが起こっております。
問題3:広告規制
鍼灸マッサージ治療院には病院と同様に広告の規制があります。これは国民の健康被害を守るために必要不可欠なことなのですが、問題1に書いた民間療法(無資格)は自由に広告ができるので、当然のごとく看板・チラシなどの広告を打ちまくります。
そのせいで、民間療法(無資格)ばっかり目につく結果になってしまいます。
これら3つの問題点のせいで、鍼灸マッサージ治療院があなたの視覚から消えてしまっているのです。
全国に6万院以上ある「鍼灸マッサージ治療院」。コンビニの数より多いはずなのに見つからない・・・
あなたの大切なお身体です。無資格者に任せておいて大丈夫ですか??
接骨院は急性の症状を治療する所です。長期に及んだ痛みは接骨院には通えませんよ。
・首を回すと電気が走るような痛みがある・・・
・高いものを取るとき腕が上がらない・・・
・腰が痛くて椅子に座るのがつらい・・・
などの長期にわたる症状には、鍼灸マッサージ治療が適しております。
ぜひ、目を凝らして鍼灸マッサージ治療院を見つけて欲しいものです。よ~くみればたくさんあるはずですよ。
追伸
感謝の集いの集合写真です。
