マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
『THE対談』スポーツケアに特化した鍼灸マッサージ治療院の取り組みをご紹介
治療院コンシェルジュの岩田真人です。本日は『THE対談』と表して、
「スポーツをしている人に長く、おもいっきりスポーツを楽しんで頂くために、スポーツケアに特化した鍼灸マッサージ治療院の取り組みを紹介する。」という企画のもと、金沢市春日町3-15の【スポーツマッサージ金沢 山田 辰徳先生】と金沢市泉2丁目3-1の【RUNはり灸接骨院 小野寺 智先生】とのスポーツ治療院対談インタビューです。
岩田:まずは・・・治療家になろうと思ったきっかけをお聞かせください。
小野寺先生:私は元システムエンジニアなんです。一日中、パソコンとにらめっこの仕事です。毎日、通勤の満員電車にゆられながら、外の景色を眺めていた時ですね。「オレ、リハビリの先生になりたかったなぁ」って、ふと思い出したことです(笑)。
それから一念発起して、仕事以外の土日は、バイトして、専門学校の学費を稼ぎましたね。平日はSE、土日は着ぐるみバイト。みたいな(笑)。
山田先生:僕は本気でプロスポーツ選手を目指していたのですが、無理がたたって、身体がボロボロになっているのに気付かなく、結果、引退を余儀なくされたので、そんな自分みたいな選手を増やしたくないって心から思ったのが治療家を志すきっかけです。
岩田:山田先生は流石!スポーツ治療家って感じですが、小野寺先生はSEですか(笑)人生って分らないものですね。
では次の質問です。治療院形態がたくさんある中で、なぜスポーツに特化した治療院を開業しようと思ったのですか?
山田先生:僕はきっかけでもお伝えしましたが、自分と同じようなスポーツ選手を増やしたくないと強く感じたからです。
また、スポーツをしている人の方が一般的な人よりも身体とも真剣に向き合ってくれるから、治療家としてもやりがいがあります。「早く治してあげたい!」って心から思いますね。
小野寺先生:私はいわゆる市民ランナーです。今では、フルマラソンはもちろん、トレイルランニング(山道など未舗装)100キロ ウルトラマラソンも走ります。でも、初めは1キロも走れなかったんです(笑)。練習を重ねると、走れる距離も伸びて、タイムも良くなることが嬉しくてねぇ~(笑)。
ところが、徐々に走る距離が増えるごとに、怪我も増えてくるんですよね。私の場合、初めは膝痛でした。腸脛靱帯炎、いわゆるランナーズニーです。
以前の私なら、こんな患者さんが来院されたら、症状の出ている部位だけ着目して、「走り過ぎですねぇ。炎症がひくまで、少し休んで様子をみましょう」という対応をしていました。確かに休めば症状は治まります。ただ、また走ると再発して、同じことの繰り返しになる。
「じゃぁ~なんで膝が痛くなるの?」それからです。自分自身のフォームを客観的にみるように心がけました。普段の何気ない姿勢、癖、習慣が、立ち方、歩き方に繋がり、走り方に繋がります。それが繰り返されることによって、筋肉、関節、骨格のバランスが崩れます。それは後に怪我、痛みに繋がります。それらを身をもって、教えてくれたのが「ランニング」なのです。
私は治療家という立場なんで、自分自身で解決できましたが、同じような悩みを持っている方が多いと感じたことが、ランニングに特化した治療院を開業した理由です。
岩田:お二方とも本当にスポーツをしている人、ランニングをしている人のためを思っているのですね。
さて、そんな先生方の治療院について・・・スポーツをしている人にとって、先生の治療が有効だと思う理由は何ですか?
小野寺先生:当たり前ですが「根本の原因を考える」からだと思います。体を木に例えると、痛み症状は、枝葉であって、本当の原因は、根や幹にあることがほとんどです。原因が根や幹にあるのに、枝葉だけを手入れしても、すぐに枯れてしまいますよね。痛みも一緒で、根本の原因も並行して治すことが、症状改善の近道なんです。
あともうひとつ!「患者様と共に治す」ということです。私だけが頑張っても、結局、私だけのひとりよがりです。できるだけ患者様にも、自身の症状・原因を理解していただき、治療に対して、同じベクトルを持つことが大切ですね。最終的には、患者様が自分自身で治す。矯正する。予防する。いわゆるセルフコンディショニングできることが理想だと考えます。
山田先生:僕の理論は単純で、身体を動かすときに使うのは筋肉です。その筋肉の状態をベストコンディションに導くことができる治療を行うからです。身体の使い方や痛みの原因も含め、全ての悩みを解消できる自信があります!
岩田:素晴らしいです!では、 現在の先生の取り組みについて教えてください。
小野寺先生:当院ではできるだけ「治療の見える化」を目指しています。見える化とは、デジカメやスマホ、ストレッチポール、鏡を使って、自分自身を客観的にみて頂くことです。自分の声を録音して改めて聞くと、「これ、私の声!?」こんな経験はありませんか?客観的にみると、見えなかったものが、見えてくるものです。
立ち姿、歩き方、走り方も同じなんです。自分の姿を動画・静止画でみたり、鏡の前で走ってみると、色んな癖がみつかります。その小さな癖が原因で、今の痛みがあることを理解すると、治療のスピードは加速します。
患者様自身が、根本の原因を知り、自覚することが治療の第一歩であると私は考えています。
山田先生:スポーツをしている人がずっと楽しめるようにいろいろ取り組んでいます。まずは「痛みのある人の痛みの解消」これが最優先です。そして、「痛みを出さない身体の正しい使い方」や「教室を開いてコーディネーショントレーニング」の指導をおこなっております。
岩田:スポーツを楽しんでいる人は絶対にお二方の治療院に一度は行くべきですね!最後にスポーツを楽しんでいる人に一言、お願い致します。
山田先生:後悔と痛みのないスポーツ人生にしましょう!!
小野寺先生:スポーツを続けていると「痛み」が必ず出てきます。その時「痛み」をどのように考えますか?痛みは嫌なものですよね。しかし、本当にそうでしょうか?痛みが出るのには、痛みの出る理由が必ずあります。「痛みは、体の声」と考えると、そう悪いものでもありませんよね?
痛みを克服した先には、ステップアップした自分!「痛みは友達(笑)」こんなパラダイムチェンジが、痛みからくる不安を少し解消してくれる。そんな気がします。生涯、スポーツを楽しみましょう!
岩田:小野寺先生、山田先生、長時間ありがとうございました。
スポーツケアの第一線で頑張っている鍼灸マッサージ師のお二方。このお二方を筆頭に石川県のスポーツ業界を鍼灸マッサージ師が支えて行って欲しいものです。
スポーツを楽しんでいるあなた。長く楽しむためにはケアが不可欠です。健康のためのスポーツのつもりが怪我をしては本末転倒ですよ。ぜひ、このスポーツケアに特化した治療院に通ってみて下さい。きっと、あなたのスポーツ人生が更に充実したものになりますよ!
スポーツマッサージ金沢
金沢市春日町3-15
電話:076-256-0960
【スポーツに特化した痛みの専門家がいる治療院】
http://www.ahk-concierge.com/ahk/sportmassagekanazawa/
RUNはり灸接骨院
金沢市泉2丁目3-1
電話:076-241-8833
【市民ランナーのためのケアの専門家がいる鍼灸接骨院】
http://www.ahk-concierge.com/ahk/run-hari/