マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
腰痛の95%は単なる筋肉痛です。
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
この写真は、今から約6年前、2010年に突然にぎっくり腰になって動けなくなった時に、自虐的に撮影したのものです(笑)
しかしデブってますね~。当時は体重も90kgくらいありましたので、ぎっくり腰になるのは必然ですね。
当時、動けなくなったのでなんとか病院に行き、診察してもらった結果・・・
「原因不明の腰痛ですね。単なるぎっくり腰でしょう。」
といわれ、シップ薬を処方してもらったのですが、1週間たっても2週間たっても全く痛みが取れず、
「こんなに痛いのに、単なるぎっくり腰のはずがない!」
と思い、再度受診。
「椎間板ヘルニアの可能性がありますので、MRIを撮りますか?」
とのことになり、早速MRI撮影。その結果、腰椎に”椎間板ヘルニア”が見られました。
「やっぱり、ヘルニアだったのか!」
と自分の腰痛が重篤だったこのに満足した記憶があります。
結果、手術を勧められましたが、手術は怖いので、1回だけ鍼治療をして、後はほおっておいたら自然に治ってしまいました。
うん???椎間板ヘルニアなら自然に治るのはおかしいのでは??
そうなんです。僕は確かに椎間板ヘルニアにはなっていたのですが、それと痛みがなくなるのは無関係だったのです。
椎間板ヘルニアについて、国際腰痛学会が腰痛を感じていない4,000人の腰をMRIで調べたところ、なんと76%の人に椎間板ヘルニアが見つかったというデーターがあります。
つまり、76%の人が椎間板ヘルニアがあるのにも関わらず、痛みを訴えていないということです。
また、90%は手術をしなくても自然に治るという報告もあるのです・・・今までの常識はなんだったのだろうって感じですね。
腰痛の95%は単なる筋肉痛です。
椎間板ヘルニア 、脊柱管狭窄症 、坐骨神経痛 、頸椎症 、椎間板症 、神経根症 、すべり症 、分離症 、肩関節周囲炎、腱板損傷、頸肩腕症候群、胸郭出口症候群、テニス肘、手根管症候群、肋間神経痛、変形性関節症、半月板障害、アキレス腱周囲炎、腱鞘炎、足底腱膜炎、シンスプリント・・・
これらの95%の痛みの原因は「筋肉痛=筋肉のスパズム(けいれん)」だと言われております。
筋肉痛って聞くと、なんか拍子抜けしますが、痛みのほとんどが筋肉が原因で起こるのです。
ということは、手術や投薬よりも筋肉の治療が得意な鍼灸やマッサージで治せる可能性が高いということなのです。
また、痛みは心理的な要素が大きいと言われています。
僕の場合は
「自分の痛くてつらい腰痛が”椎間板ヘルニア”という重篤な症状だった・・・」
という”自分への納得感”と、
「僕の痛みは大袈裟なのではない!」
という”周りから認められた”という満足感だけでほとんど治ってしまうのですから不思議なものです。
※逆に重篤な傷病ということで、心が病んでしまい悪化するケースもあります。
あなたのその椎間板ヘルニアを始めとするさまざまな傷病、手術をする前に、ぜひ、鍼灸マッサージ治療院を検討してみて下さい。意外に簡単に治ってしまうかもしれませんよ。
