マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
眠れないのは脳の使い過ぎかもしれません。
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
最近、実はあまりよく眠れない日が続いておりました。すぐには寝付けるのですが、数時間後に目が覚めてしまい、いろいろな思考がグルグルと頭の中を回り、その後、なかなか寝付けなくなってしまうのです。
あなたもこのような経験はございませんか??
「疲れているけど眠れない」、「明日早いのに寝れない」、「寝てもすぐに起きてしまう」・・・などなど。
眠れないのは本当に辛いですよね・・・
しか~~し、そんな「もしかしたら不眠症かも・・・」と大袈裟に思っていた僕ですが、日曜日は、写真のように爆睡してしまいました。
しかも、ワンちゃんの汚いオムツを顔面に擦りつけられても気付かず・・・(うちのワンちゃんは生理中のためオムツを装着しております)
しかも、パジャマの上着だけ着て、ズボンは履くことも出来ず・・・
そして、奥さんに「しっしっしっ・・・(笑)」と笑われながらこんな写真を撮られても気付かず・・・
しかも、15時間も爆睡・・・
全然、不眠症ちゃいますね(笑)
しかし、そんな爆睡状態になったのには理由があります。その理由とは、
そうなんです。早朝から舟釣りに行ってきたのです。
日曜日はあいにくの雨、そして、波も高く、なかなか過酷な状況でした。
ですので、海に投げ出されないように、全身に力が入っていたのでしょう。
また、舟釣りなんてなかなか行けないので、非日常感がハンパ無かったのでしょう。
ぐったり疲れて、腕とお尻が筋肉痛になっておりました。
そんなことだったら、そりゃ~爆睡モードに入るでしょう!って感じですよね。当たり前でしょう、何言っちゃんてんの??って感じですよね。
実は、ここに眠れる・眠れないヒントがあったのです。
カラダを使い過ぎれば眠くなる。脳を使い過ぎれば眠れない。
内臓などの臓器や筋肉などの運動器と脳とのあいだには、決定的な違いが一つあります。それは・・・
臓器や運動器は使えば使うほど疲労していくの対して、脳は使えば使うほど元気になるのです。
ですので、知識社会になっている現代は「不眠症」が増えているのです。
実際に僕も、ここのところ、ディスクワークが多くなっていましたし、本などのインプットも多くしておりました。
東洋医学では「脳」を軽視している。
鍼灸のような東洋医学では、主に「五臓六腑」を重要視して治療を行います。現代西洋医学は、脳を非常に重要視していますが、東洋医学では全くと言っていいほど軽視しております。
これは、脳は無意味ということではなく、
脳は疲労しない素晴らしい器官なので、治療する必要がなかった。
ということなのでしょう。しかし、今は脳を使い過ぎる時代になりました。2,500年前の先人たちは、まさかこんなに知識社会になることなんて想像もつかなかったことでしょうね。
ですので、まさかの脳がオーバーヒート状態で、不眠症の方が増えているのですね。
東洋医学は、
経験の基づく臨床医学と臨床に基づく基礎理論=実践に裏付けられた理論を持った医学
です。
そんな東洋医学の範疇を超える現代人の日常生活に警鐘を鳴らしたいと思います。
本来の人間らしい、小食生活、無理のない早寝早起き、適度な運動、健全な社会参加を心がけたいですね。
