マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
鍼灸が効くメカニズムって?
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田 真人です。
春眠暁を覚えず・・・といいますが、本当にそうですね。心地よすぎてなかなか起きられません。24時間くらい寝たいくらいです(笑)
そんな心地よい季節なのですが、心地よいと言えば、鍼灸マッサージでしょう!
「えっ!マッサージはわかるけど、鍼って痛いんじゃないの?お灸って熱いんじゃないの??」
と思った人は、たぶん鍼灸治療を受けたことがない人の先入観だと思います。
鍼灸って本当に心地よいものなのですから。
今日は、そんな鍼灸が効くメカニズムを簡単にコラムりたいと思います。
鍼灸の効果のメカニズムを東洋医学の基本理論である”気・血・水”を用いて考えてみます。
気:生命のエネルギーのことです。いわゆる元気、気分などです。現代的に言えば、自律神経系を指します。
血:主として血液のことを指します。全身を巡って栄養を運びます。現代的に言えば、血液・ホルモンなどの内分泌系です。
水:血液以外の体液のことです。代謝や免疫系などに関わっています。
気=鍼灸は自律神経を整える
自律神経とは我々の意識とは関係なく、内蔵などをコントロールしている神経系のことです。緊張型の交感神経とリラックス型の副交感神経のバランスによって制御されております。
人間の原因のわからない不調(不定愁訴)のほとんどは、この自律神経の乱れによるものです。特に、ストレスが多い現代人は、ほぼこの自律神経が乱れまくっているといっても過言ではないでしょう。
鍼灸は自律神経の乱れを整えることができるのです。
交感神経が優位なのであれば低刺激、副交感神経が優位なのであれば強刺激で刺鍼するなど、鍼灸は自律神経のバランスを整えることを得意とした治療法です。
血=鍼灸は血行を促進する
健康の基本は血行促進です。血流を良くすることで痛みやこり、冷えなどの症状が良くなります。
鍼灸をすることにより、その部分の周囲血管が拡張し、血液の流れを良くなることが知られております。
痛みやこりなどの不調な患部に鍼灸を施すことで、血流がスムーズになり、不調の緩和されるのです。
水=鍼灸は免疫力を高める
現代人は過保護な環境に住んでいますので、免疫力が低下傾向にあります。実際に、すぐに体調を崩したり、アレルギー体質の方がどんどん増えております。
鍼灸は免疫力を高めることができます。
身体に鍼という異物を侵入することやお灸で軽い火傷症状を起こすことにより、免疫系を活性化させることができるのです。
以上、鍼灸の効くメカニズムを”気・血・水”理論から簡単に説明致しました。鍼灸はまだまだ奥が深く、いろいろな機序や効果がありますので、
「こんな症状に鍼灸って効果的なの?」
という疑問など、ぜひ、お近くの鍼灸院で聞いてみてくださいね。
鍼灸マッサージ治療は、自己治癒力を高め、その人本来の姿に改善していく、素晴らしい治療法です。
石川県、金沢市、白山市、小松市、能美市、内灘町で鍼灸院、マッサージ院をお探しなら治療院コンシェルジュをご活用ください。