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コンシェルジュコラム
その目の疲れ、もしかして首が原因?【鍼灸なかだ治療院 コラム】
こんにちは。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。
目の疲れを「眼精疲労」といいます。目を酷使したため眼球を動かす筋肉がこって目に痛みや疲労感を生じる状態をいいます。
よく目がしらを押さえてる人がいますね。あの押さえている場所は晴明穴というツボです。押さえると気持ちいいですね。ズーンと目の奥に響く感じがします。一時的に目が楽になり作業を再開できる優れたツボです。
眼精疲労のプロ?は晴明穴の指圧に加えて首や肩を回し肩甲骨を回します。ベテランになると合谷穴という親指と人差し指の間にあるツボをぐっと押します。痛いぐらいに押します。これでずいぶんすっきりします。
合谷穴は麦粒腫(ものもらい)の時にお灸をすえるツボですから、目の周辺の炎症を引かせる効果があるようです。それで目がすっきりするわけです。
どうして目が疲れるのでしょうか。
ジーっと物を注視する、瞬きが少ないため目の表面のうるおい(涙)が少なくて乾燥している、姿勢が悪いなどいろいろ原因があります。多くは長時間の読書やデスクワークが原因で、最も多いのはパソコンを使った作業です。VDT症候群(ヴィジュアル・ディスプレイ・ターミナル・シンドローム)といいます。
加えて、最近ではスマートホンによる眼精疲労が増えています。こういった光学機器を見る時、同じ姿勢で長時間作業を行っています。目を動かす筋肉もさることながら首の筋肉も長時間緊張を強いられます→コリが生じます。
頭と首をつなげる筋肉は首にあります。大きな筋肉では僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋などです。体の表面にありますので、もんだりたたいたりして自分で刺激をすることができますが、今回注目するのは深いところにある筋肉、後頭下筋群です。さわれません。鍼でないと届きません。
筋群ですから4つの筋肉がまとまって頭部を支えています。この筋肉が眼球の動きに対し頭部を固定して安定させる働きをします。ですから、ものを注視すると筋群が頑張る、頑張ると疲れる、疲れるとこる。こると目がつらくなる。
ツボでいうと天柱穴、上天柱穴、風池穴などが対応します。
はり治療の後は目がすっきりします。「世界が明るくなった」と感想を言う患者さんがいました。ただ、スマホを見るのはほどほどに。さもないとまたこってきます。
そんな時代だと割り切ってしまいたくもなりますが、文明に体を壊されてもよくありません。「用法・用量を守って」とコマーシャルがありましたが、何事もほどほどにが肝要です。
YouTubeを始めました。
さて、鍼灸なかだ治療院はYouTubeを始めました。下記リンクから動画を見ることができます。
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