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ぎっくり腰と炎症【鍼灸なかだ治療院 コラム】

 

鍼灸なかだ治療院 コラム-1

p_nakada コラム用こんにちは。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。

暑い夏が終わりを告げたようで、雨の日が続いています。気温は20度台で推移していて過ごしやすい日も出てきました。

さて、昨年の今頃、このコラムで夏の”ぎっくり腰”の話をしました。

今年の夏も、ぎっくり腰や寝違えで施術を受けられる方が多くいました。こういった急性症状は早めに施術したほうが良いと書きました。

時間がたつと悪化して治りが悪くなると。

この夏にも、起こってからしばらくたって受診された方がチラホラといらっしゃいました。

時間がたつとなぜ治りが悪くなるのでしょうか。いろんな要因が考えられますが、大きく関与しているのが炎症です。

ぎっくり腰になった当初は、筋肉のスパズム(持続的なけいれん)が原因で筋肉が固くなり痛みを起こします。ちょうどふくらはぎの「こむら返り」が腰に起こったと想像してください。

その時点で、筋肉のけいれんを鍼で取ってあげると、痛みがなくなり楽になります(多少の筋肉痛は残りますが数日でなくなります)。しかしスパズムを放置しておくと、体重の負荷や日常生活での動作でその部位に無理がかかり続けて、ついには炎症を起こしてしまいます。

炎症は、まわりに広がる性質があるので、どんどん痛みが広がり、どこが痛いのかわからくなるほど、ひどくなります。こうなると鍼だけでは短期間に改善させることが難しくなります。1週間から10日かかることもあります。炎症は安静にしていても、夜休んでいても続きますから、常にズキズキした痛みが続きます。

その状態になると、病院で注射を打ってもらい消炎鎮痛剤を服用したほうが手っ取り早く楽になります。とにかく炎症を抑えなければ日常生活や仕事に差しさわりが出ます。

昔は鍼だけで対応していましたが、現在ではお薬など有効な方法があるので、併用してとにかく早く痛みを止めることが大事です。

今回は筋肉や筋膜に起こったけいれんと炎症のお話しでした。

腰や足に激痛を起こす病気は、ほかにもいっぱいあります。腰椎椎間板ヘルニアの急性期は神経根といって脊髄から分かれて出てきた神経の根元に障害が発生する病気で、急性期には強い炎症が起こり、足に激痛が走ります。神経の炎症ですから大変な痛みです。

ぎっくり腰を起こした場合、起きてすぐなら鍼灸治療を受けたらよいでしょう。その際、炎症があるかないのか、神経根に異常があるかどうかを担当鍼灸師にお聞きしてください。

もし、腰椎椎間板ヘルニアの可能性がある場合には、専門医を紹介してもらい確実な診断のもと、鍼灸治療と病院の治療を併用するようにしてください。場合によっては入院になることもあります。

頻繁に繰り返すぎっくり腰には、発症前の腰椎椎間板ヘルニアが隠れていることがありますので、思い当たる方はご注意ください。

それにしても今年の夏も暑かったです。クーラーで冷えたからだに変な動作を加えてぎっくり腰をやっちゃった、でもクーラーを使わないと熱中症になるよって脅かされた夏でした。

毎年暑さが強まっています。来年の夏はもっと暑くなるのでしょうね。

 

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