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コンシェルジュコラム
腰痛について知っておいてほしいこと③【鍼灸なかだ治療院 コラム】
こんにちは。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。今回も引き続き、腰痛について知っておいてほしいことをお伝えしたいと思います。
前回のコラム↓
腰痛についてしっておいてほしいこと①
腰痛についてしっておいてほしいこと②
立ち上がる時に腰が伸びないのは腸腰筋のせい?
金沢にも雪が降り、すっかり冬の様相を呈してきました。3年前の大雪の際、高速道路がストップし多くの車が閉じ込められたのは記憶に新しいですね。
先日の雪の際にもありましたね。一般道でも車のおなかが雪につかえて、タイヤが空転し動けなくなりました。前にも後ろにも動けなくなって、スコップで雪をすくい、わきへどける作業を延々と繰り返します。
腰を曲げたり伸ばしたり横にねじったり・・・疲労がたまり、ちょっとした動作でぎっくり腰を起こします。
腸腰筋って?
最近ではテレビやネットで、筋肉の名称を使っていろいろな体操やストレッチを行っています。
「○○筋を強くして△△を鍛えよう」、「肩こりの犯人は○○筋、○○筋をストレッチしてつらい肩こりを撃退しよう」
など、一般の方にも筋肉の名称が浸透してきたように思えます。
今日お話しする腸腰筋は、体幹を支える大きくて大事な筋肉です。インナーマッスルの一つです。
腸腰筋は、腰椎の椎体と大腿骨の小転子(鼠径部のあたり)をつなげている筋肉で、腰の屈曲や股関節の屈曲をします。
この筋肉が固くなって伸びなくなると、体を直立させづらくなります。椅子から立ち上がると腰が伸びない、そんな状態はこの筋肉が固くなっているからです。痛みは腰に出ます。
非特異的腰痛の患者さんの多くは、この腸腰筋が固くなっていたり、筋力がなくなっていたりしているようです。腰椎を前側から支えている腸腰筋は股関節を屈曲するための筋肉でもあります。
鍼は腰だけでなく、おなかにもする必要があります。炎症があるかどうかで、治るまでの期間が変わってきます。ひどい場合には1か月もかかりますが、急性で軽傷なら一度の施術で、腰が伸びて日常生活が痛いながらも送れるようになります。完全に痛みをなくすには数回の治療が必要です。
加えて、自宅でストレッチや筋トレをしていただきます。これは早く良くなるためであると同時に再発を防ぐ意味があります。
鍼灸なかだ治療院のYouTubeチャンネル
YouTubeチャンネルで腸腰筋のストレッチと筋トレを紹介しています。
https://youtu.be/LYaK4QxmqLI
興味のある方はご覧ください。
住所:金沢市松村1丁目36番地 マーヴェラス松村1F
電話:076-267-6989
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【鍼灸なかだ治療院チャンネル】
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