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コンシェルジュコラム
鍼灸と環境問題【鍼灸なかだ治療院 コラム】
こんにちは。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。今回は、鍼灸と環境問題についてです。
あるコンビニでの出来事
レジ袋有料化になってこの7月で1年たちました。スーパーに行ったときは必ずマイバッグを使っていますが、コンビニに行くと財布一つで行くためとたくさん買わないこともあってマイバッグはもっていかず、レジ袋を買ってしまいます。
ドリンクだけならそのままですが、おにぎりやサンドイッチと飲み物ってなると両手で持ちずらいので袋を買います。
これじゃあいかんなあと思い立ち、財布にレジ袋を小さくたたんで入れることにしました。会計の際、財布を開けて小銭を探しながらてレジ袋を財布から出して。それだけでもひと手間なんですが、レジ袋を小さく折りたたんでいるのでそれを展開するのに、もたくさもたくさ。
いわゆる三角折にして財布に入れています。開きにくいんです。私が袋を開いている間、店員はじっとそれを見ている。私はお金を払うのが先か袋を開けるのが先か、頭がパニくっています。じっと見てるんだったら代わりに開けてくれたらいいのに。
たまに女性の店員さんだと「開けましょうか?」と言って袋を開けて商品を入れてくれます。レジ袋有料化というのはそこまでしてこその制度だと思うんです。
とまあ、自分の手際の悪さを棚に上げているわけですが・・・
鍼灸と環境問題
さて、鍼灸と環境問題。鍼灸で出るごみとは。
今では使い捨ての鍼灸針になって数十年たちます。人のからだに使用したものは医療廃棄物ですから専門の業者に引き取ってもらいます。使い捨て鍼は透明のチューブに入っていて個別にブリスターパックで梱包されています。ブリスターパックの状態でエチレンオキサイド滅菌処理をされています。
そして、半透明のチューブは鍼の保護と同時に鍼管として治療の際に使用します。
日本の鍼の特徴は「くだばり」(くたばれではありませんよ(笑))といって、くだのなかに入れた鍼をくだに圧をかけて、鍼の頭をたたいて刺入することで痛みを与えずに刺入します。
このくだがポリエチレン製です。つまりレジ袋と同じ材料で作られています。
治療院にもよりますが、一日に使用する鍼の分だけこのくだがごみとして出ます。市町村のキマリに沿って一般ごみとして出したりプラごみとしてリサイクルに回したりしています。
医療廃棄物として廃棄しても問題ないと思いますが、体の中に入っていないものなので一般ごみでも大丈夫でしょう。
鍼灸やマッサージはエコな治療法
鍼灸は現代医学の処置と違って使用する機材がすごく少なくて済みます。鍼、鍼管、消毒用綿花とアルコール。これだけあれば鍼治療ができます。お灸に至ってはもぐさと線香があれば可能。実にエコな治療法です。
マッサージに至っては手があればオッケーですからなおさらです。
小泉環境大臣のレジ袋有料化。
1年たってコンビニでの袋の辞退率は約75%になり一定の成果が表れていますが、こういったポリ袋が環境へ与える影響はどんなもんでしょうか。皆さんが不自由をするだけの値はあるのでしょうか。それとももっとすべきことはないのでしょうか。
ポリ袋、実はエコなんです。
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