マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
ランナー膝について【RUNはり灸接骨院 コラム】
こんにちは。市民ランナーを全力で応援する治療院「RUNはり灸接骨院」の小野寺 智です。
9月30日、正式に金沢マラソンが開催されることが発表されましたね。開催日は10月31日です。コロナ禍で1万人規模都市型マラソン…賛否両論あるでしょうが、後に続く大会の為にも良いモデルケースとして無事に開催されることを願うばかりです。
ランニングに多い怪我について
そこで私は、私にできる事。経験も交えながら、ランニングに多い怪我について発信していこうと思います。
初回は金沢マラソンランナーの怪我 ダントツ1位 ランナー膝 (当院調べ)です。
ランナー膝(腸脛靭帯炎)
ランナー膝、正式には腸脛靭帯炎といいます。わかりやすくいうと、膝の外側に生じる激痛ですね。
特徴としては、“日常生活に支障はないが走ると膝が痛くなる”というものです。決まって〇〇キロ走ると痛くなる。という不思議な現象も特徴のひとつ。
ちなみに私の場合はランニングを始めて2年目頃。7~8キロあたりから右膝が毎回痛くなりました。特に下り坂は辛かったです。
病院や接骨院に行っても、診察時は痛くないので先生からは、
「炎症です。走り過ぎですね。少し休んでください」
と言われ湿布処方のみ。モヤモヤしながら帰宅するという残念なパターンが多いです(笑)
では原因は?
直接的な原因は腸脛靭帯の炎症や柔軟性の低下です。
ただ、なぜ炎症が起きたのか?
という根本的な原因を探る視点を持って身体を改善していかなければ、走るとまた再発してしまいます。
足関節は硬い柔らかい?扁平足か?アーチが下がっていないか?プロネーションは?ガニ股?内股?殿筋は使えているか?体幹は?などなど…
ここで『あなたの膝痛は〇〇が原因です!』とは言えないですが、要は根本原因の仮説を立てて、それに対してアプローチする事が大切といえます。
因みに私は、とっても凄いオーバープロネーションの持ち主なんです。特に右足。それが怪我の根本原因ですね。
対応としては、練習量や質を見直す。根本原因のオーバープロネーションへの対応。自力で無理な場合は、シューズの見直し、インソールやテーピングといった道具の力に頼る事もアリですね。
身体に対してのアプローチとしては、筋膜リリース用のポールを使って、しっかり下半身をほぐしました。あとはランニングフォームの矯正ですね。と言っても難しくはなく、軸がブレないように体幹を意識♪
予後は比較的良好なんですが、長引く人は半年以上続く事もあります。セルフで治す事も可能ですが、専門家の意見を上手に取り入れた方が早く復帰できると思いますよ♪
次回はシンスプリントについてです。
※症状には個人差があります。個人での判断は怪我を悪化させる原因にも繋がる可能性があります。ランニング障害に強い整形外科や接骨院、鍼灸院の受診をオススメします。
当院の参考ホームページ
ランナー膝について
https://run-hari.com/chokei.html
矯正用インソールについて
https://run-hari.com/formthotics.html
RUNはり灸接骨院
石川県金沢市泉野町5丁目13-25
【市民ランナーのためのケアの専門家がいる鍼灸接骨院】
http://www.ahk-concierge.com/ahk/run-hari/