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腰部脊柱管狭窄症について思うこと【鍼灸なかだ治療院 コラム】

 

鍼灸なかだ治療院 コラム-1

p_nakada コラム用こんにちは。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。今回は、腰部脊柱管狭窄症について思うことです。

10月3日(日)、石川県立盲学校で加賀・三策塾という(公社)石川県鍼灸マッサージ師会主催の定期研修会が開催されました。

私はその運営を任されていて、この日は竹田太郎先生の「腰下肢痛の3症例−東大式施術の実践−」という症例検討会でした。竹田先生は治療院コンシェルジュのメンバーでもあります。⇒かなざわ鍼灸院/竹田太郎鍼灸研究所

東京大学附属病院リハビリテーション科の粕谷大智先生の研究「腰部脊柱管狭窄症に対する鍼灸治療の臨床的研究」に基づく治療法を実践し、良い結果を得たお話しでした。

この日は講演もさることながら、質問もいっぱい出て、皆さんの関心の高さがうかがえました。

この病気は高齢者に多い病気で60~70歳以降に発病します。加齢による変化で、椎間板の変性や骨の変形、靱帯の緩みなどが原因になります。また、生まれつき脊柱管が狭いために発症するケースもあります。

では、年をとるとみんなそういう変化が起きてこの病気になるのでしょうか。

腰部脊柱管狭窄症について、つぼなかぢの仮設

40歳以上の男女8万人を対象にした調査から、推定患者数は約240万人で40歳以上の人口の3.3%でした。その中で確定診断されていたのは65万人(31.5%)でした。
参考文献:大日本住友製薬株式会社「腰部脊柱管狭窄症の国内患者数は推定240万人~生活面における困難だけでなく精神的な苦痛を訴える患者さんの割合も高い~<全国8万人の大規模調査より>」より引用

つぼなかぢがこの論文の要旨を読んだ感想は、

  1.  推定患者と決めたのはどんな理由かわからない。
  2.  診断されていない方をどうやって推定患者に入れたのか。
  3.  間歇跛行はこの病気の特徴ですが血管障害でも起こる症状なので除外されているのだろうか。

読み終えて思ったのは、

  • 高齢者全員がこの病気になるのか、というとそうではないらしい。
  • どんな人が、どんな生活様式の人が腰部脊柱管狭窄症になるのかはわかっていない。
  • 若いころからの体形・姿勢にいたってはまったく考慮されていない。

腰部脊柱管狭窄症になってしまってからの話はいっぱいあります。治療法やガイドラインなど。しかし、これでは予防のしかたが分からない。

女性に多いのは妊娠経験があるから、社長に多いのは腹が出ていて威張っているから、どちらとも腰部の過伸展が通常の姿勢になっているから(反り腰)、発生頻度が高いような気がする。

真偽のほどは不明、経験則で推測してみました。

つまり、長期間腰部の過伸展が続き、加齢による退行性変性が加わって、この病気になるのではないかという仮説。単に退行性変性だけでは変形性脊椎症になるだけで、腰部脊柱管狭窄症にはならないのではないだろうか・・・

この仮説を裏付ける調査研究はないけれど、そんな気がします。

 

rogo700

 


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