あなたの症状やご要望にぴったりのあん摩マッサージ指圧・鍼灸治療を行っている国家資格治療院をお探しなら治療院コンシェルジュ!(対応地域:石川県)

対応エリア拡大中、石川県
お問い合わせ
0120-967-345
平日 9:00~19:00
治療院コンシェルジュからのご紹介で初回500割引き。(治療院につき一回限り、¥2000円以上の治療が対象)ご来院時に「治療院コンシェルジュから」とお伝え下さい。

あん摩マッサージ指圧・鍼灸治療とは?

心身にも自然にも優しい東洋療法

 あん摩マッサージ指圧・鍼灸治療は中国を起源とし、2000年以上前から用いられている伝統医学です。

 日本には仏教伝来(6世紀前半)と共に伝えられ1400年の時を経た今もなお、国民の健康保持増進に寄与しています。

あん摩マッサージ指圧とは

 押し、引き、撫で、さすり、揉み、叩くといった手技を用いて患者様個々に適した刺激量を選択し、治療を行います。

 あん摩、指圧が経穴(ツボ)経絡(身体を流れるエネルギーが通過する道)を意識して施術するのに対し、フランスから伝わったマッサージはリンパ、血液の流れ、筋の走行に従って施術します。

 

 このように、あん摩指圧とマッサージとでは理論や手技が全く異なるのですが、日本においてはひとつの国家資格として法制化されています。

 こうした手技療法は、長い歴史の中で体系づけられ、あん摩・指圧・マッサージなどは、国が認めた唯一の手技療法です。 

 基本的にあん摩や指圧は衣服の上から行いますが、マッサージは直接皮膚に対して治療を行います。また、あん摩や指圧は身体の中心から末梢に向って遠心性の刺激を与えるのに対し、マッサージでは体の末梢から中心に向って求心性の刺激を加えるのが原則です。

 こうした手技療法の刺激法を大別すると、「さする」「もむ」「こねる」「たたく」「ふるわす」「押す」の六つです。この中で、指圧は「押す」、按摩は「揉む」、マッサージは「さする」が基本的刺激法です。

 「手で身体の状態を診ながら、悪い部分を見つけ治療する」という点では、あん摩・指圧・マッサージは同じですが、あん摩は中国で、マッサージはフランスで、指圧は日本で、それぞれ生まれ発達してきた手技療法です。

鍼(はり)治療とは

 はり治療とは、金属製のはりで、経穴(ツボ)を刺し、いろいろな方法で人体内に特殊な刺激を与え疾病を治療する方法です。

 人間は刺激を与えると、その部位を守ろうとしたり、逆に興奮状態にあるものを鎮静化したりする性質があります。

 これを恒常性維持機能(ホメオスタシス)といいます。

 鍼治療はそうした身体の反応を利用し、身体に機械的な刺激を与え、病気の治療や予防を行います。

 治療方法としては、置鍼や雀啄法(刺したはりを上下に振動させる)と呼ばれるもののほか、はりに通電をする方法や刺鍼した鍼の柄にもぐさをのせる「灸頭鍼」などがあり、症状にあわせてその方法及び刺鍼量を調節します。

灸(きゅう)治療とは

 もぐさ(艾)を経穴(ツボ)の上で燃焼させ、人体の皮膚に一定の温熱刺激を与え疾病を治療する方法です。

 温熱的刺激を与えることで恒常性維持機能(ホメオスタシス)の反応を導き出し、病気の治療や予防を行います。

 また、温熱的刺激により、局所を温め循環を改善する効果も得ることができます。

 通常、使用するもぐさの量や施灸部位は病気によって異なりますが、もぐさを半米粒大に捻って使用します。

鍼灸の適応<WHO(世界保健機関)>

 一般に、鍼灸療法は肩こり、腰痛、神経痛、関節炎ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。

鍼灸の適応例

 最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。 WHO(世界保健機関)鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次のものを挙げています。

【神経系疾患】
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 上記疾患のうち「◎神経痛・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・◎腰痛」は、わが国においては、鍼灸の健康保険の適用が認められています。