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コンシェルジュコラム
新型コロナウイルスのPCR検査について【鍼灸なかだ治療院 コラム】
おはようございます。金沢市松村1丁目の【鍼灸なかだ治療院】の中田 和宏です。
今回は”新型コロナウイルスのPCR検査について”です。
新型コロナウイルス(以下、シン・コロナ)に関する情報は、いろんなメディアで提供されています。なかでもTwitterは即時性が高いという意味では大変いい媒体ですが、デマやウソなど不正確な情報もいっぱいあります。
今日紹介するのは皆さんの不安を軽減するには必要なお話なので要約してお話しします。院内感染対策を専門としている坂本史衣(さかもとふみえ)先生のツイートです。
多くの人たちが検査を希望する中、シン・コロナのウイルス、COVID−19にPCR検査することは感染対策上意義があるかというお話をされています。結論から言うと有意義とは言えないとのことです。
1.検査には感度と特異性という尺度があって、感染を検知できる割合を感度といいます。感度が高いということはウイルスがいる割合が高いということです。どんな検査にも感度100%はないと先生はおっしゃっています。
COVID−19のPCR検査の感度は30~70%。検査の時期や採取部位に影響されるためです。陰性と出てもあとで肺炎になるケースがあるのはそのせいです。逆に陽性と出ても誤りである可能性があります。
2.治療してほしいという気持ちはよくわかります。しかし無症状や軽症のPCR検査陽性者は治療の対象となりません。検査は治療の方向性を明確にするために必要だからです。
3.そもそも治療法はできていません。今は感染拡大を防ぐことをしていますが、次に重篤な患者さんを死なせない方向にもっていくと思われます。COVID−19は風邪が長引いた感じで治るそうです。気を付けなければならないのは糖尿病や喘息、心臓病などを治療中の方や高齢者です。
このウイルスは今だけでなく、インフルエンザウイルスと同じように毎年流行するでしょう。誰もがかかりうると考えたほうが良いです。
検査は今後どの医療機関でも受けられるようになるでしょうが、もうしばらく時間がかかりそうです。ですから現時点で無症状または風邪やインフルエンザの初期症状のような病状ならばPCR検査をする意味は薄いと言えるでしょう。
症状があるなら自宅で静養するというスタンスでいるのが良い対応だと思います。
坂本先生の見解を紹介しましたが、詳しく知りたい方は以下のリンクから詳細をご一読ください。
http://hamusoku.com/archives/10194159.html
慌ててパニックにならないように。正確な知識を持っていてください。
(文中、新型コロナウイルスをシン・コロナと表現しましたが、シン・ゴジラとは何ら関係ありません)
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