おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。

よく鍼灸って効果あるの？って聞かれます。

鍼灸マッサージ業界の立場から言えば「もちろんです！」ということになるのですが、その証拠は？と鍼灸に携わる方に聞くと急にあいまいな回答になったり、みんなバラバラな理由を伝えることが多いです。

その理由としては、西洋医学的な根拠を示そうとするとまだわかっていない部分がある、ということと、さまざまな流派や分野があるので、理論がぜんぜん違うといったことが原因といえるでしょう。

じゃあ、効くっていう保証のない野蛮な治療じゃないか！

と思われるかもしれませんが、実は圧倒的な証拠があります。

アイスマンのタトゥーは全て鍼灸のツボと一致していた。

アイスマンをご存知でしょうか？1991年にアルプスで発見された約5,300年前の男性のミイラです。

そのアイスマンの全身のタトゥーが実は鍼灸のツボと一致していたということがわかっています。要するにそのタトゥーは、外見的、社会的な目的で彫っていたのではなく、治療目的で使われていたということです。

鍼灸は古代中国の治療法として知られていますが、この発見は石器時代にも鍼灸が使われていたという可能性を示すものです。

そんな石器時代から人間の生命線として続いている治療行為なのです。しかも、いろいろな進化、変化が加わりながら、現代まで脈々と続いている・・・

このような言葉があります。

古くて古いだけのものは滅ぶ。
新しくて新しいだけのものも亦滅ぶ。
古くて常に新しいものこそが栄える。

まさに鍼灸治療は、この言葉通りの古くて常に新しい治療法なのです。

5,300年という長い時間に淘汰されることなく残り続けたということは、なによりも圧倒的な証拠になるのではないでしょうか？

また、長く愛されるということは「長期的にみて、人間のためになる」ということです。

長期的にみて、人間のためになるという本質的で副作用のない生命力がみなぎった治療法をぜひお試しください。