マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
知ってましたか?風邪の原因は「風」です。
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
今年は風が強い日がですね。ゴーゴーなっている風が怖くて夜も眠れやしれないです。また、エアコン嫌いな僕には、窓が開けられない苦痛ははかり知れません。
そんな”風”なのですが、東洋医学では”風”がカラダの中に入って、生命エネルギーの流れを邪魔することを、”風邪(ふうじゃ)”といいます。
一般的にはよくご存知の”風邪(かぜ)”と呼ばれているものです。
そんなあなたもよく知っている”風邪(かぜ)”なのですが、このような「風がカラダの中に入る」という概念については、一般的には全く知られていません。
風邪の原因が分かれば、ノーベル賞ものだと言われていますが、東洋医学では5,000年も前から”風邪(かぜ)”の原因がわかっていたのです。
風の入口は”首の下”と”足首”
風があなたのカラダの入る入口があります。それは「風門」というツボで、首を前に倒すと、首の裏に一番大きなでっぱりのある骨(第7頸椎)があることがわかるかと思います。そのでっぱった骨から、下に数えて二つ目の突起(第2胸椎)の下から左右外側の指幅2本の位置にあります。
まさに、風の門と書いて「風門」です。
そして、もう一つは”足首”です。体調不良になると足首が冷えるってことありませんか?
人間をガードしている衛気(えき)というエネルギーが弱くなると、末端である足首が露出されてしまい、そこから風が入っていくのです。
ですので、風邪の予防には”首の下”と”足首”を保護する、温めることが有効だということがわかると思います。
また、エアコンの真下で仕事をしたり、ハイヒールなどで出歩く場合は、風邪を引きやすくなることもご理解頂けると思います。
但し、「風がカラダの中に入る」ことが風邪の原因ですから、ドライヤーで温めるは厳禁ですよ。
風邪は万病の元と昔からよく言われます。東洋医学の風邪の概念を理解して、風邪の予防に努めて頂ければと思います。
このような東洋医学の叡智は、お近くの鍼灸マッサージ治療院で聞くことができます。ぜひ、かかりつけの鍼灸マッサージ治療院を見つけて、東洋医学の古き良き叡智を活かして、健康にお役立て下さいませ。