マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
たった四つのツボで絶好調!ツボ四天王をご紹介
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
東洋医学の治療には必ず使用する「ツボ」。皆さんも「やせるツボ」や「肩こりツボ」などなど、日常的にも馴染みが深いのではないでしょうか?
しかし、ツボってたくさんあってなかなか覚えられないので、いろいろ見たり聞いたりするが、結局、日常的な健康増進やセルフケアでは使用していない・・・って方が多いのではないでしょうか?
実際にWHO(世界保健機関)では361箇所ものツボを定めております。多いですね~~押すだけで一日かかりそうですね(笑)
そこで今回は、ツボの中でも最強の四天王と言われるツボを紹介します。この四つさえ知っておけばだいだいの症状を網羅するという優れた厳選ツボです。
ツボ四天王参上!
このツボ四天王は、「四総穴(しそうけつ)」と言われ、身体を四部分に分けて各部を主治するツボです。
【足三里(あしのさんり)】
部分:おなかの症状
場所:
脚のひざの下の骨にそって上っていくと、骨がステッキの柄のようにポコッと出ているところがあります。そこから外側にある1つ目の筋肉の端です。
効能:
胃痛、胃もたれ、胃炎、胃下垂など、胃の働きを良くする効果があり、基礎体力を高めることで体内の循環を良くしてくれます。他にも、腹痛、下痢、食欲不振、嘔吐などの症状を改善します。
【委中(いちゅう)】
部分:腰と背中の症状
場所:
膝の裏側の真ん中です。
効能:
腰の痛み、背中の痛み、下肢の痛み、肩のこり、頭痛など、また、腰だるさ、脚のだるさなど、膀胱経」の痛みやこり、違和感などにも効果があります。
【合谷(ごうこく)】
部分:顔の症状
場所:
手の甲側、親指と人差し指の付け根のくぼみの骨が交わる手前のくぼみです。
効能:
合谷は万能のツボと言われています。ホルモンバランスを整えて抜け毛を防いだり、月経痛、下痢、肩こり、首のコリ、のどの痛みなどを和らげる鎮痛効果、疲れ目の改善、しつこい便秘、胃弱、むくみにも効果的です。押しもんでいるうちに気持ちが落ち着き平常心に戻れます。また、集中力散漫の予防にもなります。
【列欠(れっけつ)】
部分:頭や首の後ろ、うなじの症状
場所:
手首の内側の脈拍をとるあたりから、人差し指と中指をくっつけて指2本分ほど上のあたりです。
効能:
頭痛、首(頚椎)の痛み、顔面神経痛、めまいなど、また、代謝を上げ、顔のむくみや、まぶたのむくみを解消します。
以上、ツボ四天王でした。
このたった四つの最強ツボを気持ちいい程度にツボ押しすれば、カラダのバランスが整って、毎日が絶好調になりますよ!
だたし、四天王でも症状が改善されない場合には、お近くの鍼灸マッサージ治療院に通って、一度、しっかりと治療することをおススメします。
