マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
知ってましたか?唐辛子は体を冷やします。
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
僕は辛いものが大好きなのですが、最近、なぜか辛いものを食べると翌日の体の調子が悪くなることがわかりました。
今までは”辛いもの+ビール”の最強の組み合わせをしていたので「単なる二日酔いかな?」と思っていたのですが、ビールを飲まない時でも、体調不良になることがわかり「これはどうも唐辛子の影響では?」と疑うようになりました。
先日も、台湾料理屋さんで台湾ラーメンのちょっと辛めを頼んで食べたのですが、案の定、翌日は不調気味・・・
「唐辛子アレルギーでは?」と考えたのですが、どうも唐辛子で体調が悪くなるのは、ここ2,3年前からなので、アレルギーも考えずらい・・・と思い、何気に東洋医学の本を読んでいたら、原因が判明しました!
唐辛子は体を冷やす「極陰性食品」だった。
ここ2,3年で変わったことは30キロ近く痩せたことです。
ダイエットを経験した方ならわかると思いますが、痩せると脂肪が減るので必ず”寒がり”になります。
そこでしっかりバランスが整えられれば良いのですが、大概の場合は、急激な変化やダイエットの食生活の影響で「冷え体質=冷え性」になってしまいます。
実際に僕も、”常に寒がり””風邪をひきやすい”など、完全に「冷え性」になってしまっておりました。
ですので、
「唐辛子はなんとなく暖まりそうだし、カプサイシンという成分をもっているので冷え性には良いはず・・・」
と思って、積極的に食べるようにしていたのが、更なる冷え性を増悪させたという皮肉な結果になって「翌日の体調不良」になっていたのです。
食べ物も陰陽の調和が大切
東洋医学の考え方に「陰陽調和」というものがあります。「宇宙に自然に存在するもの全てに陰と陽の関係があり、 互いにその存在はバランスをとって調和している」という考え方です。
この陰陽の法則が森羅万象に当てはまるのなら、当然、人間の健康にも、それを支える食べ物にも適用されます。
上記がほんの一例ですが「食べ物の陰陽表」ですので、参考にして下さい。
冷え性とは、陰性体質に偏った状態の総称
陰性の食べ物を食べ過ぎては、陰性体質過多になりますし、陽性の食べ物を食べ過ぎては、陽性体質過多になります。陽性体質に傾きすぎると、血液が濃い状態ですので、高血圧、不眠症、ヒステリーになり易くなってしまいます。
ですので、調和を保つことが大切なのです。
しかし、現代人(特に女性)はその生活習慣から「陰性体質」の方が多いので、少し多めに陽性の食べ物を食べることをおススメしますが、もっと重要なのは、陰性の食べ物を食べ過ぎないことです。
なんでもそうですが、プラス因子を増やすよりも、マイナス因子を減らすことの方がより効果的なものです。
僕のように「あれ?この食べ物を食べると調子が悪いな~」と思われましたら、ぜひ「食べ物の陰陽表」を確認してみて下さいね。東洋医学にはいろんな叡智が詰め込まれておりますよ。
追伸
「食べ物の陰陽表」で見てわかるように、健康的の代名詞である”野菜サラダ”も陰性食品ですので、サラダの食べ過ぎも要注意ですよ!