マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
ツボの数は約700個!身体はツボだらけ。
おはようございます。治療院コンシェルジュの岩田真人です。
本日はツボのお話です。ツボって良く耳にすると思いますが、実はあまりわかっていない人も多いと思いますので。
正式名称は経穴(ケイケツ)
ツボは専門的には経穴(ケイケツ)と言います。
ツボという言葉は、思うツボ、ツボを押さえる、成功のツボなどのように一般的に「要点」「急所・弱点」「大切なところ」という意味合いがありますので、中国から日本に経穴が入って来た際にわかりやすく”ツボ”と表現するようになったとのことです。
また、ツボはいわゆる壺ですので、壷=穴のイメージから隠し場所・大切な物の保存を意味し、人の体にあるツボも要点、急所としての反応部が押すと窪む部が多いことから”穴⇒壷⇒ツボ”と日本語では表現されるようになったようですね。
いずれにせよ、ツボ=人間の大切な反応点という憶え方で良いと思います。
北斗の拳でも、経絡秘孔といってツボ=秘孔に気を送り込んで、相手の肉体を「アベシ!」と破壊するのは有名ですよね。
また、「アベシ!」と破壊するイメージが強すぎるので、影になっておりますが、トキはこのツボ=秘孔により、多くの人を病気や障害から回復させておりました。
ツボは時には急所にも活所なるということです。そして、この回復させるツボ、活所にて治療するのが、鍼灸師であり、あん摩マッサージ指圧師というわけです。
ツボの数は約700個もある。
WHOで認定されているツボは361個、その内、左右対になっているツボが309個、単穴が52個なので、全部で670個が一般的ですが、中には679個や708個とも言われております。
いや~すごい数ですね。ツボだらけですね。
基本的に筋肉、腱、骨の割目や隙間、関節の凹んだ部分、脈拍が触れる部分により多く位置しておりますが、押すと痛い所、固い所、しこりを感じる所、凹んでいる所、知覚異常、温感異常のある部分はまずツボだと思って間違えないでしょう。
ツボは正しく取ることが何より大切
ツボ療法は大変効果的で、痛みの緩和や自然治癒力、免疫力を高める効果があり、自律神経の調整や胃腸の働きを整え、生活習慣病を防ぐ期待が大きいものですが、
前述したようにツボは、急所にも活所になりますので、効果は諸刃の剣であります。ツボの種類や刺激の量、方法を間違うと作用は逆転し、悪化することになる恐れもありますので注意が必要です。
ツボ療法は専門家の指導もと、行うように致しましょう。
ツボ押し健康法も多くの人に取り入れられ、健康の一翼を担っておりますが、せっかく効果的な健康法であるにも関わらず、正確にツボが取れなくては意味がございません。また、ツボの正しい知識があればツボ押し健康法の効果も大きくなります。
しかし、一般の人が行えるツボ療法の範囲は法的問題があり、一般的には、専門的な治療器具、灸痕の残るようなお灸は出来ません。特に第三者に対しての行為は国家免許を持つ者以外には禁止されていますので、
効果的なツボ療法は鍼灸マッサージ師の指導のもと、行うように致しましょう。
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