マッサージやはりきゅうを受けたい人のための
コンシェルジュコラム
養生健康コラム⑦:赤ちゃん指圧と小児はり
おはようございます。 鍼灸師・漢方養生指導士の野村 絵里です。
「野村 絵里の養生健康コラム」ということで、あなたの健康生活のお役に立てるような養生法や健康法について紹介しております。(今までのコラム↓)
今回は、”赤ちゃん指圧と小児はり”についてです。
養生健康コラム⑦:赤ちゃん指圧と小児はり
子供がいる親は 子供が健康で大きくなってくれたらと思うものですね。小さい赤ちゃんの頃はなおさら気になる事だと思います。
私も、最初の子供を授かった時に、これはチャンスと思い、出産後1ヶ月から子供に小児はりを行いました。
各種の本を読んだり、小児はりの学会に行ってみたり、東京スキンタッチ会に入会してスプーンを使った小児はりも実践してみました。
そのお陰か、長男はあまり風邪を引く事もアレルギーがでる事もなくスクスク大きくなり今は8歳になりました。
小児学会で ドイツ人のご夫妻がベビー指圧を提唱しておられました。大変興味深く、奥様の本は日本でもベビー指圧の本として翻訳出版されています。(カリン、カルヴァントナーベルニッケ 「ベビーシアツ」産調出版)
ベビーマッサージは本も多く、認知度も高いのですが、残念ながらベビー指圧や小児はりはなんだか危険・・・怖い・・・というイメージがついているのか、あまり認知されているとは言えません。
指圧や鍼灸は免許を持っているものしか施術できません。しかしながら、子供さんにはぜひお母さん、お父さんがスキンシップの一環としてしてあげて頂きたいです。
小児はりやベビー指圧はやさしい治療です。
はり、打てない!とおもうと思います。我々プロでも赤ちゃんにはりを刺しません。
小児はりという特別な道具があります。これは、金属でできたヘラのようなもので皮膚をさするはりになります。スプーンのウラと一緒です。
指圧も親指でグイっとのイメージがありますが、そんな事をするのは大人にのみです。
赤ちゃんへは、手の指をくっつけてお椀のようにして優しく押さえる程度。服の上からでもできるのです。
ベビーマッサージはお母さんと赤ちゃんのwellnesss健康や健やかな関係を築く目的で行われます。ベビー指圧や、小児はりは、身体の動きを良く、発達を改善する治療であり、気にかからない為の予防を目的としています。
まずは、治療院に訪れて下さい。
やり方がわからない、ごもっともです。お母さんと一緒に治療に連れてきてください。最初の施術をさせていただきます。その後はお母さんが自宅でしてあげてください。
毎日?と思うかもしれません。症状が出ているのであれば毎日、落ち着いてきたら週3回が目安です。子供の施術時間はその子の年齢+1分です。ですので、0歳の赤ちゃんは1分未満。10歳の子供でようやく10分程度です。
しかし、その為に通うのは、金銭的にも体力的にも難しい事と思います。子供さんも不安でしょうしね。症状が変わったり、疑問があれば、再び施術する事も可能です。
お母さんが治療家になってあげて下さい。
子供と一番身近にいるお母さんが治療家となる。子供が一番安心するでしょうし、事実一番効果が高いと思います。
注意としては、刺激しすぎない事、愛情が強いのでもっともっと・・・と思うかもしれませんが、刺激しすぎるとかえって悪くなりますご注意を!!
はりきゅう5治療院 有松店
金沢市有松3丁目3-30 もみつぼ5有松店併設
電話:076-205-5896
【鍼灸・スポーツ鍼灸・美容鍼で根本改善を目指す治療院】
http://www.ahk-concierge.com/ahk/harikyu5-arimatsu/
野村 絵里
鍼師、灸師、漢方養生指導士
平成18.19年日本オリンピック協会 医・化学委員、天満屋陸上部、資生堂陸上部、日本生命卓球部、全日本女子卓球部、ダンスカンパニーnoisumトレーナー帯同、一般社団法人 プティパ mamacare講師などの経験を生かし、スポーツケアからマタニティケア、ママさんケアなどQOL(クオリティ オブ ライフ)向上のための治療を行っている。