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養生健康コラム⑩:夏の養生 不眠について
おはようございます。 鍼灸師・漢方養生指導士の野村 絵里です。
「野村 絵里の養生健康コラム」ということで、あなたの健康生活のお役に立てるような養生法や健康法について紹介しております。(今までのコラム↓)
今回は、”夏の養生 不眠”についてです。
養生健康コラム⑩:夏の養生 不眠について
さて、まだまだ残暑が厳しい季節です。夜はなかなか眠れないこともあるかと思います。
NHKの『朝イチ』で、蒸し暑い時の快眠術なるものをやってましたね。その中でほう、と思ったのはエアコンの付け方。
【エアコンの温度設定】
就寝の1時間前から25~26度で寝室を冷やしておく。就寝時に27~29度ほどに変えると、1時間ほどかけて徐々に室温が上がっていくので、冷えすぎを防げる。とのこと。
我が家もつけたり、消したりを繰り返していたので・・・参考にします。
さて鍼灸師として、快眠のツボをお伝えしましょう。
【快眠のツボ】
百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあり、鼻筋をまっすぐに頭の方に伸ばした線と耳のとがった所を頭に伸ばした線の交わる所。
ストレスを取り除く効果があります。(補足ですが、痔にも効果があります。)
神門(しんもん):手首の小指側のシワにあり固い腱のようなものの内側(親指側)
興奮をおさえて、イライラを解消させます。(これも補足ですが、便秘にも効果あり。)
安眠(あんみん):耳の後ろにふれる尖った骨の少し下にあります。
字のごとくです。自然に眠れるように促してくれます。
疲れているのに眠れないのは、自律神経の交感神経が優位な状態で、リラックスするために副交感神経へのスイッチ切り替えができない状態にある為です。
上記のツボを使ったり、ぬるま湯に入ったり(熱いお湯やシャワーは交感神経を刺激します。)呼吸をゆったりとしたり、ご自分がリラックスできる方法をみつけましょう。
【生活習慣の見直し】
もう一つ東洋医学では、神(意識、精神とも)は、日中では脳に位置し、君主(王様)としての働きを行い、夜は心に戻り、休息を取る。といわれます。
つまり生活習慣が自然にそって行われているかどうかが、ポイントと言うことです。
夜になっても、頭を働かせていませんか?
脳を刺激する照明や、音、パソコン、スマホを使いすぎていませんか?
「夜 意識、精神を心に戻す・・・」深いですね・・・養生しましょう。
はりきゅう5治療院 有松店
金沢市有松3丁目3-30 もみつぼ5有松店併設
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【鍼灸・スポーツ鍼灸・美容鍼で根本改善を目指す治療院】
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野村 絵里
鍼師、灸師、漢方養生指導士
平成18.19年日本オリンピック協会 医・化学委員、天満屋陸上部、資生堂陸上部、日本生命卓球部、全日本女子卓球部、ダンスカンパニーnoisumトレーナー帯同、一般社団法人 プティパ mamacare講師などの経験を生かし、スポーツケアからマタニティケア、ママさんケアなどQOL(クオリティ オブ ライフ)向上のための治療を行っている。